神戸ファッション美術館

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コレクション展示

神戸らしいファッション文化を振興する条例制定記念展「神戸・まちのファッションの現在形」前期展示

神戸らしいファッション文化を振興する条例制定記念展「神戸・まちのファッションの現在形」前期展示

2021年11月20日(土) - 1月16日(日)

開館時間

10:00 – 18:00(入館は17:30まで)

休館日

月曜日、12月29日~2022年1月3日、1月11日(ただし1月10日は開館)

入館料
特別展「アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ展」 同時開催 ※特別展料金に含まれます


展示風景

神戸のまちで繰り広げられる、時代を超えたファッションの交流

神戸市は、令和3年6月、「神戸らしいファッション文化を振興する条例」を制定しました。
神戸は1868(慶応3)年の開港以来、諸外国とのさまざまな交流の中から
開放的で創造性に富んだ独自の文化と産業を発展させてきました。
1973(昭和48)年には、全国に先駆けて「ファッション都市宣言」を行い、
衣食住遊にわたる生活文化産業全般を「ファッション産業」として振興してきました。
ファッション産業は、この頃から神戸らしいファッション文化の醸成に貢献しています。

近年、ファッション産業は、流通構造の変化、海外製品との競争激化、
消費者ニーズの多様化など、多くの課題に直面しています。
さらに、コロナ禍により、市民のライフスタイルは大きく変化しています。
このような状況を踏まえて、市と事業者が共に、市民に対し神戸の地場産業などの魅力の啓発に努め、
さらに、市、市民、事業者が一体となって神戸の魅力的な地場産品の活用や普及、
情報発信に努め、ファッション文化を振興し、次世代に引き継いでいくために条例を制定しました。

これを受けて、全国の公立美術館で唯一「ファッション」をテーマにした
神戸市立神戸ファッション美術館では啓発活動の一つとして、
神戸のアパレル企業と連携したファッションの展示で、
現在の神戸ファッションの潜在能力を紹介します。


展示風景

展示内容

「ハイカラ」「エレガンス」が代名詞であった神戸のファッションも
時代に即して変化してきました。しかし、今でもまちにはそれに呼応しながら
ファッションを楽しんで時代を謳歌している人たちがあふれ、
神戸の企業は全国的な展開の努力とともにそれを支えています。

本展では、展示室を神戸のまちに見たて、
その中を行きかう人々のリアルタイムのファッションを、
神戸のアパレル企業や学生作品などを交えて紹介。
そこに神戸ファッション美術館の収蔵品を交えて、
迷い込んだ過去のファッションとの交流を試みます。
時代を越えたファッションの交流から、
神戸のまちのファッションの未来を見つけられたらと考えます。


展示風景

「神戸・まちのファッションの現在形」チラシ (PDF)

出品企業、学校、団体
公益財団法人 神戸ファッション協会
株式会社イズム、株式会社F・O・インターナショナル、株式会社キムラタン、
株式会社クロシェ、株式会社ジャヴァコーポレーション、株式会社ファミリア、
株式会社フェリシモ、株式会社マキシン、株式会社ワールド
神戸芸術工科大学、神戸松蔭女子学院大学、
神戸ファッション専門学校、神戸文化服装学院(以上50音順)

展示協力
大阪樟蔭女子大学(バナー、衣装レプリカ)
神戸ゆかりの美術館(バナー)
島根県立石見美術館(マネキン)

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