2019.12.21 ブログ
[ワークショップ] 12/8(日)「素材から学ぶファッション~丹波布を織る~」、盛況のうちに終了しました
みなさま、こんにちは!
今年も、あと10日余りとなりました。
特別展「アフタヌーンティーのよそほひ-英國紅茶物語」は
きょうで開幕24日目を迎えました。
師走の慌ただしい中ではありますが、
ヴィクトリア時代の美しいティーカップやドレスを、ぜひ鑑賞にいらしてください。
館内では、ダルマイヤー、神戸紅茶などの紅茶をはじめ展覧会オリジナルグッズも販売!
本日は、14:00~16:00まで「テイスティングカフェ by リトル神戸」もオープン!
おいしい紅茶を、ぜひ、おためしになってくださいね。
さて、今月は展覧会のイベントをはじめ、いくつものイベントを開催しました。
約2週間前の12月8日(日)に開催したのは、
ミュージアムエデュケーション研究会2019のワークショップでした。
早くからお申し込みをいただき、会場は大盛況に!
綿からタネを取り除く「綿繰り」、
綿からスピンドルや糸車を使って糸をつむぐ「糸つむぎ」、
そして機織り機での「織り」と、4つの工程を実際に体験していただきました。
伝統を守ってきた丹波布技術保存会の方々の指導のもと、
どの工程も自分の手による作業ですが、みなさんとっても楽しそう!
綿繰り機で上手にタネを取り除き、採取していた石原由美さん。
綿のタネは意外と大きなサイズです。
こちらは〝スピンドル″という器具を使っての「糸繰り」を体験中の川崎まきさん。
長い糸になるようにと格闘中でした。
物語に出てくるような〝糸車″を使っての「糸繰り」を体験中の大山とし子さん。
〝スピンドル″とは格段に速いスピードで糸が巻き取られていきます。
こうして出来あがった糸を機織り機で布にするのが「織り」の工程です。
参加者最年少、5歳の山口菜々美ちゃんは「すごく楽しい」と
手と足を使いながら上手に織り作業を進めていました。
「『チリとチリリ』という人気の絵本シリーズの中に、
機織りが出てきて、一度やってみたかったんだと思います」とお母さん。
ちなみに、糸から布に、そして着物になるのには半年間もの時間を要するそうです。
参加者のみなさん、それぞれに楽しまれて、ワークショップは無事終了しました。
ご指導いただいた丹波布技術保存会のみなさん、ありがとうございました。
参加者のみなさん、お疲れさまでした。
●2010年1月19日(日)まで開催中!
特別展「アフタヌーンティーのよそほひ-英國紅茶物語」
・月曜休館 (1/13は開館)、12/29(日)~1/3(金)、1/14(火)