神戸ファッション美術館

神戸ファッション美術館

> English

お知らせ・イベントのご案内(Blog)

お知らせ・イベントのご案内(Blog)

2020.6.30 関連イベント

[Treasures of Fashion展] 「まちがいさがしクイズ」初級編! たくさんのご応募ありがとうございました。 当選者5名様を決定しました。おめでとうございます!

 

みなさま、こんにちは!

 

特別展「Treasures of Fashion ヴァレリー・スティールの審美眼」、
「まちがいさがしクイズ」初級編に、たくさんのご応募をいただきまして
誠にありがとうございました。

 

第1章ロココのお部屋から出題した初級編、正解はこちらの3つでした。

 

 

 

正解の背景を解説してみましょう。

 

① ロココから「100年後のドレス」が展示されている
この展示室では、ロココ(建築や絵画など美術全般における様式を称する。小石を意味するフランス語が語源)と呼ばれる時代(18世紀)のドレスが展示されています。ところが濃いブルーのドレスは、バスル・スタイルのデイ・ドレスで、ロココの時代にはなかったものです。バスル・スタイルとは、「バスル」と呼ばれるファンデーションをドレスの下に装着することによって、後ろ腰にボリュームを持たせたスタイルのこと。ロココの100年後の19世紀(1870年頃から1890年頃まで)に流行したドレスです。

 

② ロココから「100年後のスーツ」が展示されている
ロココ時代の男性の盛装は、「アビ・ア・ラ・フランセーズ」と呼ばれるスタイルで華やかなものでした。ところがロココ時代以降、男性の装いは、シンプルなスタイルへと変化していきます。この黒のスーツは、ズボンの長さもロココ時代に比べ丈が長くなっています。1870-80年頃のものです。

 

③ ロココから「100年後の靴」が展示されている
展示台の左前にあるのは、1870年頃のイギリス製のブーツ。バスル・スタイルの頃に履かれていたものです。ベージュとブロンズ色のツートンカラーで、キッド(子ヤギの革)と呼ばれる柔らかい革でできています。ブロンズ色の部分には小花と波形のような模様が刺繍されており、ベージュ部分のサイドのボタンで着脱します。

 

たくさんのご応募の中から、厳正なる抽選の結果、当選したのは下記の5名のみなさまです。

 

・大田 耕司様
・ピンク丸の子分様
・ぽちゃにゃん様
・もえ様
・やち様

 

おめでとうございます!
当選者のみなさまには、ペア招待券をお贈りしますので、
お楽しみにお待ちになってください。
なお、この「まちがいさがしクイズ」は、
このホームページで、近日、上級編を出題いたします。
改めて、チャレンジしてみてくださいね。
お楽しみに!

 

●8月30日(日)まで開催中!
特別展「Treasures of Fashion ヴァレリー・スティールの審美眼」
入館料:一般1,000(800)円、
大学生・65歳以上500(400)円、高校生以下無料
休館日:月曜(8/10は開館)、8/11

カテゴリー

アーカイブ

検索する

Top

Cookieの使用について

本ウェブサイトでは、ユーザーにウェブサイト上のサービスを最適な状態でお届けするためCookieを使用しています。 ブラウザの設定(Cookieの無効化等)をそのまま変更せずに閲覧される場合は、弊社ウェブサイト上の全ページでCookieを 受信することに同意したものとみなします。詳細は、弊社プライバシーポリシーをご覧ください。