神戸ファッション美術館

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お知らせ・イベントのご案内(Blog)

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2024.5.14 ライブラリー

【ライブラリー情報】5月の新着図書のお知らせです!

 
みなさま、こんにちは。
 
当館3階ライブラリーに、今月も新着図書が14冊入りました!
ライブラリースタッフが7冊ピックアップしてご紹介します。※( )内は資料請求記号
新着図書詳細は右記リンクよりご覧いただけます。5月新着図書リスト
 

 
■Josef Albers : Homage to the square 1950-1976(3422/ALB)

ヨゼフ・アルバース(美術研究/教育者/画家)の作品集です。
2022年10月から2023年2月にかけてドイツ・ボトロップのヨゼフ・アルバース美術館で開催された展覧会に伴い刊行されました。
アルバースの作品としてもっともよく知られる「Homage to the square(正方形讃歌)」を紹介する一冊です。
「正方形讃歌」は1950年、作家が62歳になる年から開始された油絵のシリーズで、生涯に2000点以上が制作されました。
ドナルド・ジャッドによるエッセイも収録されています。
 

 
■イラストで学ぶ世界を変えたコンピューターの歴史 : The history of the computer(3704/IRA)

私たちの生活に欠かせない文明の利器である「コンピュータ」が壁一面を覆う大きさであったり、穴あけパンチで数を記録していたことを、知っている人はどれくらいいるだろうか。
時代ごとの新発明とその発展に貢献した人々に注目しながら描かれた科学史ビジュアルブック。
専門用語を含めた複雑な情報も、著者であるレイチェル・イグノトフスキーのイラストにより、
楽しくわかりやすく、子どもから大人まで手に取りやすい1冊である。
 
■世界の美しい染めと織り : 受け継がれる文様と手仕事(0203/SEK)

古来より受け継がれてきた染と織り。本書ではアフリカ、通南米、アジアの布、458点を一挙掲載。
ネットで調べられる現代とは違い、布が収集された1980年代は海外を訪れるのも難しい
状況でした。その中で足を運んで築かれたネットワークにより、さまざまな布と、部族によって、島によって、地域によって違う文化的背景も伝わりました。今では、国外持ち出しが禁じられている貴重な布や、織り手染め手の激減により消滅した布なども掲載されています。海外民藝の「功藝舎」によるコレクションの集大成です。
 

 
■The Kingdom of Green : みどりの王国(2703/THE)

「人はなぜ庭に憧れ、庭を作るのだろう。」という答えを探し求め、
世界一美しい庭の国と言われる“みどりの王国”=イギリスを巡るルポタージュ。
イギリスでは 美しい花を咲かせ、植物をよく育てる人は神様から
“みどりのゆび(green fingers)”を授けられたと讃えられるそうです。
この才能の持ち主であろうガーデナーたちが傾けるイギリスの庭園への情熱、
美学が見開きの大判カラーの写真から匂いたちます。
何より庭を中心に人も動物もしあわせそう。
雑誌『ku:nel』の連載を書籍化したものです。
 
■ウチの江戸美人(1499/UCH)

ポーラ文化研究所WEBサイトで好評連載中のマンガをイラストレーター・いずみ朔庵氏が新たに書き下ろし、書籍化。
江戸時代から来たふつうの女の子「江戸美人ちゃん」と、現代に暮らすふつうの女の子「現代女子ちゃん」のルームシェア生活から、江戸と現代のおしゃれ文化の違いを53のコラムとマンガで綴った一冊です。
洗髪やスキンケア、ファッションなど、現代を生きる女性たちが江戸の化粧文化から学べることがたくさんありそうです。
 

 
■Real clothes,real lives : 200 years of what women wore(0303/REA)

「服がどのように女性たちを形づくったのか」という切り口で、
おおよそ200年にわたるアメリカの女性たちのリアルクローズを紹介した本です。
1870年代のバッスルスタイルのワークドレス、小花模様のエプロンやハウスドレス、
ミリタリーの制服や、第二次世界大戦中の移民収容所で働く日系人女性のワンピース、
1970年代に花嫁たちがウェディングドレスとしてデパートで買った白いお洋服など…。
つつましくも、いつの時代もせいいっぱいのおしゃれを楽しんできた女性たち。
セレブでも有名人でもない市井の女性たちの服は、女性たちの歴史を物語っています。
 
■Michael Kenna : Photographs and stories(3006/KEN)

「モノクローム風景写真の巨匠」とも称されるマイケル・ケンナ(1953年イギリス生まれ)。
本書は、アメリカを拠点に写真家として活動し、50周年を迎えた記念に出版されました。
笠高和紙に印刷された静謐なモノクロームの風景写真とその背景となる物語が紡ぎ出す
深奥い世界に心惹かれる写真集です。
なお、写真家活動50年を超える本年、「日本」をテーマにした作品の巡回展が、東京
(4/17-5/5)を皮切りに、ロンドン・ロサンゼルスにて開催されます。
 
神戸ファッション美術館3階のライブラリーには、ファッション、デザイン、建築、
映画、アートなどの書籍が多数ございます。
ぜひ、ライブラリーでごゆっくりお過ごしください!

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