2024.9.3 ライブラリー
【ライブラリー情報】9月の新着図書のお知らせです!
みなさま、こんにちは。
当館3階ライブラリーに、今月も新着図書が11冊入りました!
ライブラリースタッフが6冊ピックアップしてご紹介します。※( )内は資料請求記号
新着図書詳細は右記リンクよりご覧いただけます。9月新着図書リスト
■KATAOKA MERIYASU 2011-2018 (2505/KAT)
2011年から、ぬいぐるみ作品を中心に制作活動を始めた片岡メリヤス。
本書は、片岡メリヤスが活動を開始した2011年から2018年に亘って制作
した、ぬいぐるみ約2,500体を収録する作品集です。ぬいぐるみ1体ごと
に名づけられたユニークなネーミングに、作者の深い愛情が感じられます。「ふ菓子くん」「スケスケ人体くん」「幸せなら手を叩くガイコツ」
など、思わず笑えて心温まるカワイイぬいぐるみ写真が満載です。
■FLUID (0403/REE)
ニナ・リッチを率いる若きデザイナー、ハリス・リードの作品集です。
タイトルは流動的という意味で、リードの作品は常に男性服と女性服の境界を
行き来します。
ヴォーグ誌で初めて男性カバーを飾ったハリー・スタイルズが
着用していたドレスとジャケットは彼のデザインでした。
お人形のような不思議な存在感でモデルとしても登場するデサイナー自身が
ファッションの新時代を体現しているかのようです。
■おてんばルル (3619/SAI)
ルルはちょっと太った、奔放で自由な感性の女の子。
いけないポーズでやりたい放題、口の悪さは天下一品です。
ちょっと毒のあるところも素敵です。
彼女が繰り広げるハプニングや言動は、くすっと笑えてとにかく楽しい。
イヴ・サンローランが20歳の頃にこんなにかわいらしい絵でお話を描いていたとは驚きです。
師であるディオールも、毎回読むのを楽しみにしていたそうです。
イヴ・サンローランが描いた最初で最後の大人のための絵本。
■神戸、書いてどうなるのか (4109/YAS)
神戸在住「ロック漫筆家」が案内する、独自の視点から
切り取られた神戸のいろいろ。
喫茶店、居酒屋など飲食店、書店、映画館、美術館のほか、神戸を題材にした本や映画などを描いた見開き2ページのエッセイが108編。
地元民はくすっと笑え、失われた景色に切なくもなる。訪れる人はおしゃれな部分だけではない神戸を知り、暖かいガイド本と感じるだろう。
手元に置いて何度も開いて読み返したくなる1冊。
■MIRROR MIRROR FASHION & THE PSYCHE (0404/MIR)
2022年秋にアントワープ・ファッション美術館とDr.ギスラン美術館で開催された
「ファッション&サイコ」をテーマにした「MIRROR MIRROR FASHION & THE PSYCHE」展の
展覧会カタログです。
身体、自己イメージ、心理学、アイデンティティを象徴するようなビジュアルと、
コムデギャルソン、フセイン・チャラヤンなどのファッション写真で構成されています。
「心理」と「ファッション」との密接な関係について思いをめぐらすことのできる一冊です。
■世界 : Microcosm (3006/SAT)
写真家・佐藤健寿の20年の旅の集大成とも言える『世界』。
英題は、『小世界』。
コロナ禍で、過去の旅を振り返りながら作成したそう。
知った気になっていた世界各国での出来事に、読み手は、はっとさせられる。1ページごとにそれぞれの想いでショックを受けるが、ページをめくる手が止まらない。
一切の解説なしで、彼が見た「世界の事実」を魅せてくれる佐藤健寿の渾身の写真集。
「できれば100年後にも誰かが見てくれる本であってほしい」という佐藤健寿自身の願いで、経年的な耐久性を意識した三方金処理を施してある。豪華な装丁にも彼の写真に対するこだわりが詰まっている。
神戸ファッション美術館3階のライブラリーには、ファッション、デザイン、建築、
映画、アートなどの書籍が多数ございます。
ぜひ、ライブラリーでごゆっくりお過ごしください!
また、当館では9月14日(土)より特別展「フィンランドのライフスタイル-暮らしを豊かにするデザイン-」
を開催いたします。皆様のご来館を心よりお待ちいたしております!