神戸ファッション美術館

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お知らせ・イベントのご案内(Blog)

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2022.12.3 ライブラリー

【ライブラリー情報】12月の新着図書のお知らせです!

 
みなさま、こんにちは。
早いもので、もう師走となりました。
 
さて、当館ライブラリーに12月の新着図書が入りました!
今月もライブラリースタッフが数冊ご紹介します。※( )内は資料請求記号
新着図書詳細は右記リンクよりご覧いただけます。12月新着図書リスト
 

 
■Anni Albers(0203/ANN)
アンニ・アルバース(1899ー1994)はドイツのテキスタイルアーティストです。
当時のバウハウスでは女性は織物しか学べなかったにも関わらず、
彼女は音を吸収する織物などを積極的に開発したり、工芸品の範疇を超えるユニークな創作活動を展開しました。
ナチスによりバウハウスは閉鎖され、その後は夫と共にアメリカに移り住み、
学生たちの教育に力を入れると共に自身も版画家としても創作活動を続けました。
本書はラテンアメリカに影響を受けて制作された彼女のタペストリーをはじめとした作品集になっています。
素朴に見えて緻密に計算された織をご覧ください。
 
■The denim manual:A complete visual guide for the denim industry(0504/DEN)
デニムの初期から現代までを視覚的に表現し、歴史、生地、デザイン、洗濯、お手入れ、ウォッシュ、
デニム業界特有の技術的なプロセスや用語など、あらゆる側面をカバーした百科事典です。
サイドジップジーンズやブラックデニムがいつ登場したか?など、デニムの初心者から専門家まで、
すべてのデニム愛好家が理解を深められます。
本の端は銅箔で仕上げられ、ブックカバーには反応染めデニムを使用したこだわりの装丁です。
 
■別冊太陽 エリック・カール(3619/ERI)
2021年に亡くなった「絵本の魔術師」エリック・カール。
「はらぺこあおむし」の作者であり、色や仕掛けでたくさんの子供たちを魅了してきた絵本作家です。
絵本の制作過程、舞台裏から一番強く感じられたのは、子供に安らぎや希望をあたえようという彼の強い思いでした。
洗練されたデザインや色鮮やかなコラージュ、エリックカールの思いをのせて、
この先何世代も輝き続けるだろう絵本の数々、ゆっくり読み直してみたくなります。
 
■日本現代服飾文化史 ジャパンファッションクロニクルインサイトガイド  1945~2021(0304/NIH)
1945年、第二次世界大戦後から現在までの日本のファッションの年代記です。
戦後日本の洋装文化はどのようにして始まったのか、人びとは何に憧れ、服装に何を求めてきたのか。
「もんぺとセーラー服」から「ジェンダーフリー」まで、もはやファッションをとび超えて、
戦後の文化史の教科書とでも呼べそうな内容です。
たくさんの写真やイラストが掲載されており、ながめているだけでも楽しく、
日本のファッションやカルチャーの流れを、目で見て理解することのできる一冊です。
 
これらの書籍はライブラリー入口右手の窓側付近に展示しております。
お気軽にお手に取ってご覧ください。
 
当館1階では、特別展「祝祭の景色~世界の結婚式~」を開催中です。
ライブラリーへお越しの際は、ぜひ特別展へもご来場ください。
 
みなさまのご来館をお待ちしております!
 

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