2023.2.5 ライブラリー
【ライブラリー情報】2月の新着図書のお知らせです!
みなさま、こんにちは。
暦の上では春になりましたが、まだまだ寒い日が続いていますね。
さて、今月も3階ライブラリーに2月の新着図書が11冊入りました!
ライブラリースタッフが数冊ピックアップしてご紹介します。※( )内は資料請求記号
新着図書詳細は右記リンクよりご覧いただけます。2月新着図書リスト
■Ocean life : 図鑑 海の生物 (4207/OCE)
世界最大の博物館群であるスミソニアン協会と、年間500万人以上が来訪するロンドン自然史博物館が監修した海の図鑑です。
生物の名前と特徴がならぶ図鑑の概念を超えてくる、スケールの大きさに驚かされます。
海と生物を描いた美しい博物画や絵画作品などのページもあり、海を知識として知ることはもちろん、
斬新な視点で深く感じることのできる新しい図鑑です。
■IMA LIVING WITH PHOTOGRAPHY (3016/IMA/38)
IMA(イマ)は写真雑誌です。写真の楽しさを存分に味わえるテーマを盛り込み、世界中の写真家と出会える雑誌をめざし創刊されました。
今回のテーマは「ルーツをめぐる断章」。
様々な国の写真家たちが自分のルーツを軸に歴史や物語を紡いでいます。
例えばアンデス版星の王子さま、一生独身を貫いた乳母へのラブレター(中国)、旧ソ連崩壊後アメリカ人と結婚した母の生涯…。
見ることは知ること、知的好奇心が刺激されます。
■18世紀のドレスメイキング 手縫いで作る貴婦人の衣装 (1003/18)
18世紀のガウン(ドレスのこと)の4つのシルエット、「イングリッシュ・ガウン」「サック・ガウン」「イタリアン・ガウン」
「ラウンド・ガウン」を手縫いで作る方法を紹介しています。
実際に作る機会がなくとも、当時のドレスメーカーの気分になりながら、18世紀の衣装や暮らしぶりが学べる一冊です。
■Fortuny : Time,space,light (0402/FOR)
マリアノ・フォルチュニ(1871~1949年)は画家、舞台芸術家、写真家、発明家、科学者、衣服デザインなど、
並外れたジャンルの幅広さで活躍した総合芸術家です。
フォルチュニの官能的で繊細なドレスは、マルセル・プルーストの小説『失われた時を求めて』にも登場します。
本書では、フォルチュニの絵画の新しい分析や、プルースト、ワーグナーのオペラ、イタリアのファシズムとの関係を掘り下げます。
■サステナブル・ファッション ありうるかもしれない未来 (0103/SAS)
バイオテクノロジーを駆使する職人がファッションデザインを担う未来がやってくる?
近い将来、そんなシナリオが現実になるかもしれません。
この本では、サステナブルファッションとは何かを定義したうえで、生分解、バーチャルリアリティ、
コンピュテーショナル・デザイン、バイオマテリアルなどの新しい切り口で、サステナブル・ファッションを見つめ直しています。
■ピエール・カルダン デザインアーカイブ (0403/CAR)
フランスの世界的デザイナー、 ピエール・カルダン(Pierre Cardin,1922-2020)。
みなさんは、「カルダン」と聞いて何を思い浮かべますか。
近未来を感じさせた1970年大阪万博コンパニオンのユニフォーム、まるまった“P”のロゴが配された
スタイリッシュな製品の数々など、多岐に及ぶことと思います。
本書は、カルダン生誕100年を機に編まれた、半世紀に亘るデザインの軌跡です。
ファッション、プロダクト、広告など、カルダンデザイン約800点が収録されています。
■Sottsass :Poltronova 1958-1974 (2406/SOT)
イタリア人のインダストリアルデザイナー/建築家エットレ・ソットサスは、
ミッドセンチュリーのモダンなデザインである陽気な赤のタイプライターのデザイナーです。
トスカーナの家具メーカー、ポルトロノーヴァ社のアートディレクターを務めた1958年〜1974年の当時の広告写真やスケッチ、
本人撮影の写真もあり、戦後イタリアンデザインに対する世界的な評価を高めたソットサスの60年代の鮮やかで実験的な
ポストモダンデザインを丁寧に紹介しています。
これらの書籍はライブラリー入口右手の窓側付近に展示しております。
お気軽にお手に取ってご覧ください。
ただいま当館展示室は、展示替えのため2月17日(金)まで休館しております。
2月18日(土)より特別展「第9回日展神戸展」が開幕します。
ライブラリーは通常通り開館しておりますので、ご来館をお待ちしております!