2021.7.18 お知らせ
「スポーツの祭展@神戸ファッション美術館」の見どころ・サッカー編
みなさま、こんにちは!
特別展「原田治展 『かわいい』の発見」展と
同時開催中のコレクション展
「スポーツの祭展@神戸ファッション美術館」では、
所蔵作品を通して、6種のスポーツ競技に焦点を当て、
ファッションとの関係を楽しむ展示を行っています。
今回は、サッカーの展示の見どころを解説いたします。
世界150カ国以上で行われているスポーツ、サッカー。
各国代表チームのシャツやショーツのほとんどは、
ナショナルカラー、国旗と関係あるものが多く、
胸に付けられたエンブレム(紋章)とともに、
その由来を探ることは、代表チームを送り出した
風土や人への思いを深めることでもあります。
2002 日韓共同ワールドカップ ユニフォーム
(左から)イタリア、カメルーン、スペイン、ブラジル、アルゼンチン
アジアで初めて開催された2002年日韓ワールドカップ。
ファッションの観点から見ると、この大会は
参加国のユニフォームのスタイルが、襟付きのゆったりとした
トラディショナルなものと、現在に連なる体にフィットした
新しいものとが混合するという、ユニークな場となりました。
そしてまた、こちらのコーナーでは、今回特別に
INAC 神戸レオネッサ 2021/22 シーズンユニフォーム
をご覧いただけます。
INAC 神戸レオネッサ 2021/22シーズン
オーセンティックユニフォーム
ゴールキーパー(1st)
クラブ創設20 周年を記念して、
当館名誉館長を務めるコシノヒロコがデザインしたものです。
9月12日、日本初の女子プロサッカーリーグ、WEリーグが開幕します。
プレシーズンの試合でこのユニフォームを着た選手たちは、
全試合無失点で勝利という好スタートをきりました!
INAC 神戸レオネッサ 2021/22シーズン
オーセンティックユニフォーム(右から)
ゴールキーパー(2nd)、 フィールドプレーヤー(1st)、 フィールドプレーヤー(2nd)
六甲アイランドを活動拠点にするチームであることから、
本展のため、ユニフォームの展示にご協力いただきました。
この機会に、是非ご覧ください。