神戸ファッション美術館

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お知らせ・イベントのご案内(Blog)

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2023.9.2 ライブラリー

【ライブラリー情報】9月の新着図書のお知らせです!

 

みなさま、こんにちは。

 

多くのお客様にご来場いただきました特別展「花のお江戸ライフ―浮世絵にみる江戸っ子スタイル―」も8月27日をもって閉幕し、
いよいよ9月9日(土)より、特別展「超・色鉛筆アート展 ~神ワザ12人の彩りスタイル」が開幕します。

 

さて、今月は3階ライブラリーに新着図書が10冊入りました!
ライブラリースタッフが5冊ピックアップしてご紹介します。※( )内は資料請求記号
新着図書詳細は右記リンクよりご覧いただけます。9月新着図書リスト

 

 

■わたしと「花椿」:90s in Hanatsubaki(1602/HAY)
企業PR雑誌の先駆けとなった「花椿」の編集に携わった著者が、90年代の、ファッション、カルチャーを語ります。
著者の編集に対する熱量と、大きく変化した90年代が重なり、冒頭のソフィア・コッポラのインタビューから始まる
交友録としても読みごたえがあります。
「拡張するファッション」(1603/KAK)もあわせて90年代から現代へ続く流れを辿ってみるのもおすすめです。

 

■歴史を拓いた明治のドレス(0809/REK)
明治皇后が着用されたマント・ド・クール(大礼服)の修復プロジェクトを追いかけた本です。
明治の「鹿鳴館時代」につくられた豪華な大礼服(ドレス)。
そのころの日本は、欧米と対等な国になったことを諸外国に知らしめる必要があったのです。
ドレスの修復から歴史背景までをも読みとくことができ、近代史や服飾史としても興味深い一冊です。

 

■リアル・アノニマスデザイン:ネットワーク時代の建築・デザイン・メディア(3610/REA)
誰もがネットで自由に表現できる現在、建築家やデザイナーが「つくるべき」物とは何か。
柳宗理が提唱した「アノニマスデザイン」という思想を出発点に、プロダクトデザイン、建築都市、
メディア各分野のクリエイター32人のインタビューとエッセイから、デザインの今日的役割を炙り出します。
掲載作家:スプツニ子!/石井すみ子/柳原照弘/猪子寿之ほか

 

 

■1997 Fashion big bang(0404/199)
今年3月に、モードの歴史や服飾専門のガリエラ美術館(仏、パリ)で行われた展覧会の図録になります。
21世紀に入る直前の1997年はファッションの世界では「ビッグ・バン」が起ころうとしていました。
現在ファッション界を牽引しているデザイナー達がそれぞれに代表となるような試みや作品を発表し、
その後の一連の流れを作る重要な年となったのです。
本書は多くの写真やイラスト、広告や招待状などを掲載し各月ごとに熱い一年に迫っていきます。

 

■愛書狂の本棚:異能と夢想が生んだ奇書・偽書・稀覯書(3707/AIS)
本書こそが、珍書マニアのための本と言えるのではないか。気味が悪いが美しい。リアルなのか虚偽なのか。
全ページ、カラーで図版も豊富に載せられている。
世界中の「奇書」を集めた何回でも読み返したくなる不思議な魅力が詰まった一冊。

 

 

ただいま当館1階展示室は、展示替えのため、9月8日(金)まで休館中ですが、
3階ライブラリーは通常通り開館しておりますので、ぜひお気軽にお越しください。

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