みなさま、こんにちは。
 
さて、今月は3階ライブラリーに新着図書が10冊入りました！
ライブラリースタッフが7冊ピックアップしてご紹介します。※（　）内は資料請求記号
新着図書詳細は右記リンクよりご覧いただけます。10月新着図書リスト
 

 
■Karl Lagerfeld : A line of beauty（0403/LAG）
毎春ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される慈善イベント“メット ガラ”の2023年最新版の図録です。
今年は2019年に亡くなったデザイナー“カール・ラガーフェルド”の作品に対して敬意を示す回となりました。
近年SDGsの考えの普及により今回のガラでもカール・ラガーフェルドのヴィンテージドレスを身にまとう
セレブが多くみられました。この図録にはその彼の作品が約200着収められています。
展覧会場をデザインした安藤忠雄の寄稿もあります。
 
■Florae（4208/FLO）
好評を博したNHK朝ドラ「らんまん」。植物をこよなく愛する主人公の生涯を通じて、
身の周りにある草花への関心が高まった方も多いと思います。
本書は、スイス・ジュネーブにスタジオを構え、ヨーロッパで幅広く活動するデザイナー「Nathalie Chapuis」と、
宝飾品ブランド「Van Cleef ＆ Arpels」が共同編纂した博物誌です。世界古今東西から選りすぐられた植物を
めぐる図版や写真、アートが盛り込まれ、人と植物の奥深い歴史が感じられます。
 
■Art×fashion : Fashion inspired by art（0404/ART）
有名なアート作品にインスパイアされて制作された、ファッションの作品集です。
葛飾北斎とジョン・ガリアーノ、モンドリアンとイヴ・サンローラン、村上隆とルイ・ヴィトンなど、
デザイナーと芸術家たちの見事なコラボレーションが楽しめます。
アートとファッションの密接な関係性を、目で見て感じることのできる本です。
 

 
■バンクシー　ビジュアル　アーカイブ : Desperately seeking B**ksy（3429/BAN）
正体不明のストリート・グラフィティ・アーティスト、バンクシー。
この本は、バンクシー初心者に優しい一冊だと言えます。
初期＆代表作から、コロナ関連作、そして最新のウクライナ関連作まで丁寧に解説されています。
※本書は2018年発行『バンクシー ビジュアル・アーカイブ』を増補改訂したものです。
 
■未来をつくるSDGs　2022 : 日本と世界のSDGs事例集（0105/NEW）
もはや世界のあたりまえになってきているSDGs。
若い世代からの関心も高く、当館でもSDGsについて調べられる方が増えてきました。
この本は、日本と世界のSDGs事例集です。アパレル循環やエコホテル、服のリサイクルなどの身近な事例や、
新しい商品やサービスが紹介されており、未来への希望が持てる一冊です。
 
■ゼロ年代11人のデザイン作法（2807/ZER）
ゼロ年代に活躍を始めた、新しい空間を生み出している建築家およびデザイナー11人の、デザインや仕事に対する
思いを本人の言葉によって紹介しています。空間のデザインというフィールドにとって、大変興味深い対象である
ゼロ年代。彼らの特徴は、一世代前と比べると、建築家は個人で活躍し、いわばよりアーティストに近づいていて、
活動が多岐にわたっており、透明な作風があるといえます。
掲載作家：
鈴野浩一＋禿真哉(建築家)トラフ建築設計事務所／長坂常(建築家)スキーマ建築計画／柳原照弘(デザイナー)ほか
 
■Visionaire 69 : 2020
ヴィジョネアが中国ブランドになり中国で生産された初のエディションです。テーマは「2020」。
香港の俳優エディソン・チャンがキュレーションを担当。ニック・ナイトなど、アーティストたちの手掛けた銅製
ステンシル10点です。世界中で最も困難な年となった2020年を回顧し、未来への希望のイメージをストリートアート
の代名詞であるステンシルキットにデザインされています。世界500部の限定発売で、当館所有のものには、
445のシリアルナンバーが入っています。
閲覧ご希望の方は、ライブラリーカードまたは身分証明書が必要です。

 

 
これらの書籍はライブラリー入口右手の窓側付近に展示しています。
新たな一冊が見つかるかもしれません。ぜひ手に取ってみてください♪
 
当館１階では、特別展「超・色鉛筆アート展 ～神ワザ12人の彩りスタイル」を11月5日(日)まで開催中です。
ライブラリーへお越しの際は、ぜひ特別展へもご来場ください。
みなさまのご来館をお待ちしております！