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お知らせ・イベントのご案内(Blog)

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2021.1.30 ブログ

特別展「こわくて、たのしいスイスの絵本展~クライドルフ・フィッシャー・ホフマンの世界~」が開幕しました!

 
みなさま、こんにちは!
 
本日1月30日(土)、特別展「こわくて、たのしいスイスの絵本展~
クライドルフ、フィッシャー、ホフマンの世界~」
が開幕しました。
 
スイスは多くの優れた絵本作家を輩出してきました。
本展は、 同国を代表する3人の巨匠を取り上げ、貴重な原画やリトグラフなど約150点を
長野県にある小さな絵本美術館の協力で一堂に紹介しています。
 
エルンスト・クライドルフ(1863~1956年)は、
アルプスの草花を擬人化した「花のメルヘン」などの作品で知られ、
ヨーロッパの絵本作家の先駆者となりました。
 
また「こねこのぴっち」などの作品で世界中の子どもたちに愛される
ハンス・フィッシャー(1909~1958年)は、
流麗な線によって、 絵が生き生きと躍動します。
 
さらに、 フェリックス・ホフマン(1911~1975年)は、
わが子へ贈るために描いた「おおかみと七ひきのこやぎ」など、
優しさと厳しさが共存する絵画が愛されてきました。
 
そのどこか怖くて、楽しいスイス絵本の魅力。
想像力をくすぐる、懐かしくて不思議な絵本の世界で、みなさまをお待ちしております!
 
 

会場は、「グリム童話」と「スイスの作品」の2章立てで展示。
 
 

こちらはホフマンの「おおかみと七ひきのこやぎ」の原画。
絵本の表紙でもおなじみの作品です。
 
 

同じく「おおかみと七ひきのこやぎ」より、上は水彩で描かれた原画、下はリトグラフ。
比べてみると、面白いかも。
 
 

重厚さが魅力のホフマン、こちらは「ねむりひめ」。
これは次女に贈った作品ですが、かわいいようでどこか不気味さが漂います。
 
 

線画の名手フィッシャーの一枚絵は、物語全体を一枚の絵で説明しています。
グリム童話「うさぎとはりねずみ」。
 
 

スピード感あふれる線で子猫たちを描く、フィッシャーの「こねこのぴっち」。
そしてその奥にはクライドルフの作品が。
 
 

クライドルフは得意だったリトグラフの手法を用いて、
手描きのニュアンスがそのまま転写されています。
貴重な絵本も展示しています。
 
 

そして同時開催ドレスコレクション展は、「山に暮らす人びと」。
当館所蔵の20世紀初頭の作品を中心に、
山に暮らす人びとのハレの場での衣装をご紹介します。
手前の女性の衣装は、20世紀初頭のイタリアのもの。
 
 

売店ではクライドルフ、フィッシャー、ホフマン、
3人の絵本も多数販売しています。
 
 

ポストカードはたくさんあって迷うほど。
 
 

フィッシャーやホフマンのマグカップも。
数に限りがありますので、お早めに。
※全て通信販売は行っておりません
 
 
開催は2021年3月28日(日)まで。
休館日:月曜日
入場料:一般1,000円、大学生・65歳以上500円、高校生以下無料
※会期は、新型コロナウイルスの影響で変更の場合があります。
※当館は、事前予約の必要はございません。
 
[ 同時開催 / ドレスコレクション展「山に暮らす人びと」]
 
●ご来館の皆さまへのお願い
・発熱などの症状がある場合は、ご来館をご遠慮いただきますようお願いいたします。
・感染防止にご協力をお願いいたします。
(マスクなどの咳エチケット、手洗い、手指の消毒、うがい、会話の自粛等)
・感染予防のため、スタッフはマスクを着用しておりますことをご了承ください。
・館内が混雑した場合は、展示室への入館制限を行う場合がございます。
・ドレスの試着、デジタルサイネージは中止しております。ご了承くださいませ。
 

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