2024.9.4 関連イベント
10/5(土)「フィンランドの手仕事ワークショップと展示鑑賞」を実施します!
みなさま、こんにちは。
神戸ファッション美術館は、9月14日(土)から開催の特別展
「フィンランドのライフスタイル ー暮らしを豊かにするデザインー」展の開催準備中です。
本展の関連イベントとして、10月5日(土)、
「フィンランドの手仕事ワークショップと展示鑑賞」を実施します。
ヘイディさんと展示を鑑賞し、小さな木製の道具「ピルタ」を膝に挟んで織る
ピルタナウハ(PIRTANAUHA)織に挑戦できます。
申込方法については、この記事の最後をご覧ください。
●講師 ヘイディ・フースコさんからのメッセージ
私の名前はヘイディです。フィンランドのヘルシンキで生まれ、
祖母はカレリア地方にルーツを持っています。
私はラップランド地方で過ごした数年間にサーミの工芸を学び、
習得する機会に恵まれました。
現在は、革細工、裁縫、刺繍、織物に特に力を入れています。
フィンランドの伝統的な手芸を伝えながら、私はこれらの技術を組み合わせ、
新しいスタイルを生み出すことに大きな喜びを感じています。
クラフト作りは私の人生に計り知れない喜びとエネルギーをもたらしてくれます。
ぜひ、私と一生忘れられない瞬間を共有し楽しみましょう。
Instagram: heidi.finland
●「ピルタナウハ織」とは
「ピルタナウハ」はフィンランドの伝統的な織物です。チロリアンテープのように
模様を織ったリボンで、民族衣装のベルトやヘッドバンド、
靴ひも、また日用品やアクセサリーとして利用されていました。
17世紀のフィンランドでは、結婚する際、新婦が新郎の家族にピルタナウハを送り、
新郎は絵や彫刻なので装飾された織り機「ピルタ」を贈る習慣がありました。
一度は消えかけた伝統手工芸であるピルタナウハが再び脚光を浴びるようになり、
現在ではピルタナウハを教える小学校もあります。
ピルタナウハの始まりは中世(13世紀の終わり)と言われています。
小さな木製の織り機「ピルタ」を膝の間に挟んで織ります。
なかなか日本では馴染みのない織り方ですが、初めての方でもすぐに楽しめます!
ワークショップでは、このパターンのリボンを制作します。
フィンランドの手仕事ワークショップと展示鑑賞
日時:2024年10月5日(土) ①10:30~12:00 ②13:00~14:30
会場:神戸ファッション美術館1階 エントランスホール
定員:各回8名(事前申し込み制・抽選)
※小学校高学年以上対象・未成年の場合は要保護者同伴
参加費:500円(要当日入館券)
申込方法
9月6日(金)、当館ホームページ上で、申し込みページのリンクをお知らせします。(Googleフォームを使用しています)
応募期間:9/6(金)~9/20(金)
応募多数の場合は抽選